ここ富山もやっと春らしいお天気になりました。
今年は例年になく雪がたくさん降り積もりなかなか作業が進まず大変でした。
しかしいつまでもそうは言ってられません。
毎日、除雪をコツコツとし先週の金曜日にいいお天気でしたのでコンクリートを流し込み本日型枠を外しました。
ここ正覚寺犬島墓苑の第3期墓地造成はたくさんのお客様から小さな面積の墓地が欲しいとありがたい声を戴きましたので全36区画すべて2m×1.8m=3.6平米の小さめの墓地にしました。そして少しでもお参りしやすいように通路は広めに確保してあります。
いつでも心からご案内いたしますのでお気軽にお問い合わせ下さいませ。
2012年2月28日
先日、大切なお客様がお亡くなりになられたと奥様からご連絡頂きました。
そのお話をお聴きした瞬間は『冗談じゃないか?』と思いました。
それぐらいに元気でパワフルな方でした。
お客様と初めてお会いしたのは12年前、お客様は富山県出身で上京し東京で水産加工の卸業の会社を立ち上げ成功させたトップ。当時、22歳の私みたいな若造の話は普通なら相手にされないはずですが人間を年齢や容姿で決めるような方ではありませんでした。
仕事が忙しい為、東京から富山に来られても帰りの便はすでに当日の最終便と決まっていて移動やスケジュールは分刻み、そんな中でも熱心に私の話を聴いて頂き最終的に契約を頂きました。
お墓が完成しお披露目に富山に来られた際も大変喜んで頂き飛行機に乗られる直前まで『ありがとう』『ありがとう』とずっと言っておられました。
当時、若かった自分はこちらからお客様に『ありがとうございます』は解るし当たり前だがお客様からこちらに『ありがとう』は嬉しいが何故それが言えるのだろう?と考えていました。
やっとこの年になりその気持ちも解るようになりましたがそのお客様は私が驚く程、ご先祖とそのご先祖が眠るお墓を大事にしておられました。
大雨や台風、地震の時はいつも電話がかかり『テレビで富山が大変だと聴いたがお墓大丈夫か?』といつも電話を頂きお客様に電話で報告していました。
しかし…今思えばお墓の写真を撮って写真の葉書で報告すればお客様はもっと喜んでくれたのではないかな?と思います。
いつもいつも若輩者の私のお話をじっくりと優しく聴いて下さりご先祖•ご家族の事を誇らしげに話しておられいつも自分以外の方の心配をしておられる姿には憧れを感じました。そんな方が経営する会社だからこそ会社の業績も上がり成功したのでしょう。
来月はいつもと違う姿でこちらに来られますがしっかりと満足して戴けるようにお墓を綺麗にしてお待ちしております。それが私のせめてもの感謝の気持ちです。いつもありがとうございます。合掌。
2012年2月25日
富山県にも石材店は軽く100社以上ありますが必ずどちらかに分かれます。
『自社加工(国内加工)をしているお店 』か『中国加工をしているお店』です。
どちらがお客様にとっていいでしょう。
まず国内加工というのは大きな原石を商社から買い付け日本に輸入し各会社に運ばれ切削・加工から研磨まですべて自社(日本)で行います。
切削には人工ダイアモンドが付いた大きな刃で切削していき研磨は何枚もの砥石を順番にかけていき砥石のみであの鏡のようなピカピカの艶をあげていきます。
弊 社では2m×2mの石なら端から端まで0.2mm以下の誤差で収まるぐらいに真っすぐにピカピカに研磨していきます。光沢計という光沢を測る機械があるの ですが弊社で103ぐらいの光沢レベルです。(こちらは自社加工でも石屋さんによって異なります。)(ちなみに鏡の光沢度は100です。)
ま たそれだけ切削から研磨まですべてを行いますので相当な機械設備がないと出来ませんし機械だけに任せていても水の加減から切削・研磨する刃物 砥石のダイ アモンドの粗さと料などによって光沢度は簡単に変わりますので加工している職人の集中力と研究心と腕が優れていないといい墓石はできません。
反対に中国加工は大きな原石を商社から買い付け中国工場に搬入し切削・加工から研磨まですべて中国で行います。
切削には人工ダイアモンドが付いた大きな刃で切削していき研磨は何枚もの砥石を順番にかけていき最後にワックス材のようなものを石材に塗り艶をあげています。
中国加工でできた石材2m×2mの石なら端から端まで工場によってですがひどいもので3mm程の誤差があるのを実際に見ました。しかし艶は一応出ています。国内加工ではあり得ない不自然な光沢感があります。
その中で私が1番疑問に感じるのはひどいもので3mmもある真っすぐにならされていないボコボコの場の石材に砥石をかけて光沢があがるのかとても不思議です…。
とりあえず光沢計で光沢を測りましたがその時で最高88ぐらいの光沢レベルでした。(ちなみに鏡の光沢度は100です。)
また造っている中国工場の工場レベルと職人のレベルによっても非常に変わってきますが。中国加工の仕上げに使っているワックスは何年持つのでしょう?
私が国内加工にこだわっている訳はまず父親の背中を見てきた事が1番の理由です。また造っていてとても楽しく達成感を感じれるからです。
お客様との打ち合わせから加工・施工すべてを携わりお客様に納めさせて頂いてお客様に喜んで頂けたらこんなに嬉しい事はありません!!
2012年2月17日
お墓を建てる上で皆さんは何を基準に考えますか?
石材店の社長や営業マンの人柄・応対 値段が安い石材店 サービスがいい石材店
良い石材を使っている石材店 自社加工をしている石材店
いろいろあって頭が痛くなりませんか?
私がお客様の立場なら何から考えていいか解らないと思います。
でも…どれも大事ですしどれも欲しいですよね。
あれもこれもお話していると長くなるので今日は良い石材とは?について
お客様でも簡単に判断できる方法を説明します。
お墓は花崗岩という『御影石』から造られているのがほとんどです。
石と言えば『大理石』と思われる方も少なからずおられると思いますが、
大理石は水の吸収率が非常に高い為に屋外には適していない石材です。
ですのでいつも屋外にあるお墓の材料としては適していません。
ではお墓を造るのならば『御影石』というまず答えがでます。
しかし御影石も世界各国いろんな地方からも採れます。
日本や中国などのアジア アメリカ ヨーロッパ アフリカ 南米ときりがないくらいに採石できます。
『では何が違うの?』
という事ですが簡単なところからいくと『色』が違います。
白系 赤系 黒系 黄色系 グレー系ととてもたくさんの色があります。
しかし黒い御影石は屋外に置くと日光の光をたくさん吸収しやすい為、建てて何年間の内に石が焼けて光沢度が落ちやすい為、お墓には不向きです。
最近では各家庭のオリジナル・個性もお墓に現れて赤や黄色などいろいろな石が使われるようになりましたが一番今でも多く使われている色は白御影の部類に入る石材です。
それはお墓は一度、建てると車のように何年起きに新しくするものではありませんので飽きがこない無難な白御影が使われるのが理由の一つです。
そう言われれば
『お墓の値段は車と非常に似た価格帯だと思いませんか?』
と言う事は車より長持ちする石材選びは非常に重要になってきます。
同じ御影石でも雨(水)に強い御影石はあります。
雨に強いからといってお値段が高くなる事もありません。
でも一つ言えるのは雨(水)をよく吸う石材で造られている
お墓は5年程でお客様が見て触って分かるぐらいの風化現象が石に出てきます。
石が雨に強いか?弱いか?見分けられる簡単な方法は…
下記の写真で石材の色がムラになっているのがわかりますか?
この色が濃い所は水を完全に吸っています。
これが雨(水)に弱い石の簡単な見分け方です。
まずここから石材を見分けていきましょう。
(有)山田清次石材店
取締役 山田 幸児
2012年2月15日
新庄方面から国道8号線を新潟方面に走りますと
水橋小路の交差点があり右手に三郷企業団地の看板が見えて来ます。
交差点を右折し三郷企業団地の裏方面に行きますと
車で3分の所に浄水苑本廟墓地がございます。
墓地も1つ1つが綺麗に区画してあり広さも4㎡~9.72㎡と
いろいろな広さから選べます。
もちろん水道・駐車場完備でお墓参りを車でご利用の方は
国道8号線から3分ですのでアクセスはとても便利です。
お問い合わせは076-451-0313
または yamaseiji@opal.ocn.ne.jp 山田まで。
2012年2月14日