お墓を建てる上で皆さんは何を基準に考えますか?
石材店の社長や営業マンの人柄・応対 値段が安い石材店 サービスがいい石材店
良い石材を使っている石材店 自社加工をしている石材店
いろいろあって頭が痛くなりませんか?
私がお客様の立場なら何から考えていいか解らないと思います。
でも…どれも大事ですしどれも欲しいですよね。
あれもこれもお話していると長くなるので今日は良い石材とは?について
お客様でも簡単に判断できる方法を説明します。
お墓は花崗岩という『御影石』から造られているのがほとんどです。
石と言えば『大理石』と思われる方も少なからずおられると思いますが、
大理石は水の吸収率が非常に高い為に屋外には適していない石材です。
ですのでいつも屋外にあるお墓の材料としては適していません。
ではお墓を造るのならば『御影石』というまず答えがでます。
しかし御影石も世界各国いろんな地方からも採れます。
日本や中国などのアジア アメリカ ヨーロッパ アフリカ 南米ときりがないくらいに採石できます。
『では何が違うの?』
という事ですが簡単なところからいくと『色』が違います。
白系 赤系 黒系 黄色系 グレー系ととてもたくさんの色があります。
しかし黒い御影石は屋外に置くと日光の光をたくさん吸収しやすい為、建てて何年間の内に石が焼けて光沢度が落ちやすい為、お墓には不向きです。
最近では各家庭のオリジナル・個性もお墓に現れて赤や黄色などいろいろな石が使われるようになりましたが一番今でも多く使われている色は白御影の部類に入る石材です。
それはお墓は一度、建てると車のように何年起きに新しくするものではありませんので飽きがこない無難な白御影が使われるのが理由の一つです。
そう言われれば
『お墓の値段は車と非常に似た価格帯だと思いませんか?』
と言う事は車より長持ちする石材選びは非常に重要になってきます。
同じ御影石でも雨(水)に強い御影石はあります。
雨に強いからといってお値段が高くなる事もありません。
でも一つ言えるのは雨(水)をよく吸う石材で造られている
お墓は5年程でお客様が見て触って分かるぐらいの風化現象が石に出てきます。
石が雨に強いか?弱いか?見分けられる簡単な方法は…
下記の写真で石材の色がムラになっているのがわかりますか?
この色が濃い所は水を完全に吸っています。
これが雨(水)に弱い石の簡単な見分け方です。
まずここから石材を見分けていきましょう。
(有)山田清次石材店
取締役 山田 幸児
2012年2月15日